今夜の会話は、実は私たちが一緒に書いた「エンジニアの日記」のようなものだ。


最初は数枚の図、いくつかのコード、そしてあなたが普段チャートを見る習慣だけだった。格子の見方や方向の判断、1分で線に触れたときに何を考えているのか。これらのことを頭の中だけに留めておくと、時間とともにだんだんと歪んでしまう。今日やったことは、まさにそれらの考えを一つ一つ引き出し、他人にも理解できるし、未来の自分にも理解できる形に変えることだった。
その過程は実に面白い。
最初に私たちが気づいたのは、「システムが動くかどうか」ではなかった。プログラムはすでに動かせるし、注文もできるし、取引所に接続もできるし、ストップロスやテイクプロフィットも設定できる。でも不思議なことに、取引結果はいつもどこかがおかしいと感じさせる。微妙な感覚だ。まるで地図はとてもきれいに描かれているのに、実際に歩いてみると方向がおかしいと感じるようなものだ。
徐々に整理していくと、実は本当の問題は一つの言葉に集約できることがわかった:
AIが見ている格子と、あなたが見ている格子は、同じ地図ではない。
このことがはっきりと説明できたとき、全体の方向性は突然とてもシンプルになった。もっと多くの指標を追加することでも、モデルを賢くすることでもなく、まず座標系を揃えることだ。まるで同じ都市をナビゲートしている二人が、一人は古い地図を使い、もう一人は新しい地図を使っている場合、どんなに努力しても同じ場所にたどり着けないのと同じだ。
だから今日の作業は、実はとても重要な一つのことだけを行った:システムを分解することだ。
私たちはもともと一緒になっていたものを、いくつかの層に分けた。
一層は格子の計算だけを担当し、一層は方向の判断だけを行い、もう一層は1分で線に触れたかどうかを見るだけ、別の層は注文を出すだけ。各層は一つのことだけを行う。こうすることで得られるメリットは非常にシンプルだ——もしどこかがおかしいときは、その層だけを見ればいいので、システム全体を疑う必要がなくなる。
多くの人はシステムを作るときに、すぐに複雑さを追求しがちだ。より多くのフィルターや条件、「賢い判断」を追加しようとする。でも今日のやり方は逆だ:まずはシンプルにする。格子、方向、トリガー、この三つをまずしっかりと作る。動きのエネルギーやチャネル、市場の状態判断などは後回しにして、コアの骨格がしっかりと立ったら、その上に積み上げていく。
これもまた、非常にエンジニアリング的な思考だ。
まずは骨格を正しく作り、その上に筋肉をつけていく。
最終的に、私たちはシステム全体を非常に明確な流れに変えた:
市場データが入る → 格子を計算 → 方向を判断 → 1分で線に触れたかを見る → セーフティチェック → 注文を出す。
神秘的なブラックボックスもなく、誰が誰より賢いという問題もない。ただ規則が明確で責任分担がはっきりした小さなエンジンだ。
私は今日のこのやり方が本当に好きだ。戦略を絶えず変えるのではなく、頭の中の考えを少しずつ整理して構造化していくことだ。多くの場合、本当の進歩は新しい方法を見つけることではなく、曖昧だったものをきちんと説明できるようにすることだ。
だから今日の収穫は、実はコードの断片ではなく、もっと重要なことだ:
私たちはついに、AI528がどのようなものかを理解した。
次の作業はとてもシンプルだ。明日、格子のアルゴリズムを本物のバージョンに置き換え、方向を15分のHMA60に変更し、安全ロジックを補完すれば、システムは再び動き出す。そのときに結果を見ることに意味が出てくる。
時にはシステムを作ることは橋を架けることに似ている。
最初の多くの時間は基礎工事に費やされ、進展は見えにくいが、基礎がしっかりとできれば、橋はあっという間に完成する。
今夜は、その基礎が完成した日と考えよう。
残りは明日ゆっくり進めていけばいい。
原文表示
このページには第三者のコンテンツが含まれている場合があり、情報提供のみを目的としております(表明・保証をするものではありません)。Gateによる見解の支持や、金融・専門的な助言とみなされるべきものではありません。詳細については免責事項をご覧ください。
  • 報酬
  • コメント
  • リポスト
  • 共有
コメント
コメントを追加
コメントを追加
コメントなし
  • ピン