最近よく聞かれる質問がある：「兄貴、1000元で10倍レバレッジと2000元で5倍レバレッジ、どちらも名目ポジションは1万元だけど、結局どっちを選ぶべき？」

ふむ、これは単純な算数の問題じゃない。これは契約市場で生き残れるかどうかの問題だ！俺は4940元の元手から20万元まで増やしたが、その間に3回ロスカットを食らって、ようやく一つの真理を悟った——名目ポジションが同じでも、どれだけ長く生き残れるか、反転まで耐えられるかは全くの別問題だ。

自分の失敗談を話そう。最初にロスカットされた時、1000元で10倍フルレバレッジである主流コインを追いかけた。「一発勝負だ、負けたら諦める、勝てば倍増」と思っていた。結果、コイン価格が1.2%調整しただけで、証拠金が一瞬でゼロになり強制決済された。もっと悔しかったのは、俺が退出させられた直後に価格が反発し始めたことだ。その数日間は飯も喉を通らなかった。

その後は賢くなった。同じ戦略で、今度は2000元で5倍レバレッジに変えた。また1.2%の調整があったが、今回は口座の損失はごく一部で済み、反発まで耐え切って元本を取り戻し、さらに300元以上の純利益が出た。これは運が良かったわけじゃなく、レバレッジと元本の配分が命を救ったのだ。

ここが重要——なぜこんなに差が出るのか？

1000元で10倍レバレッジの場合、実際の証拠金は100元（1000÷10）しかない。つまり、コイン価格が10%下がっただけで証拠金が全てなくなり、即ロスカットされる。一方、2000元で5倍レバレッジの場合、証拠金は400元（2000÷5）。同じく10%下落しても耐えられるし、相場が回復するまで待つチャンスもある。

端的に言うと：高レバレッジは確かに利益を拡大するが、それ以上に市場から追い出されるリスクも拡大する。元本が厚く、レバレッジが低いほど、この市場で生き残る可能性が高くなる。すぐに一攫千金を狙うのではなく、まずは一夜で破産しないことを考えよう。