木曜日のFRB（米連邦準備制度理事会）のイベントは基本的にサプライズはなさそうだし、トランプ氏もこの機会に市場をちょっと盛り上げたい様子。でも今の値動きを見るとどうだろう？3180から3060のレンジに挟まれて、上にも下にも行けず、もどかしい展開だ。

PPIのデータもまだ出ていないのに、市場は魂が抜けたような状態で、出来高も低調。要するに、みんな「靴が落ちる」瞬間――木曜未明の利上げ決定を息を呑んで待っているわけだ。今のような綱引きのような相場は、まさに資金同士のにらみ合い。

個人的には今日はやや強気で見ているが、追いかけ買いはしない。注目すべきサポートは3050、3020、2990付近で、そこを分割してロングポジションを構築したい。損切りは広げすぎず、下に15〜20ポイント動いたら十分。ただし、これはあくまで自分のトレード方針であり、投資助言ではない。市場は予測が難しいので、自分のリスク許容度で判断してほしい。

とはいえ、こういう材料待ちの相場が一番しんどい。テクニックよりも忍耐力が重要だ。