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暗号資産取引の10個の悪い習慣、あなたはいくつ当てはまりますか？

今日は週末で、珍しくベア（空売り勢）が休暇中です。ビットコインも少し回復してきましたが、相場には大きな変動がありません。今日は相場について話すのはやめて、小さなカシノカミ（解説者）が、取引（特にデリバティブ取引）における10個の悪い習慣をまとめました。全て私自身が経験した失敗ですので、皆さんもぜひ照らし合わせてみてください！

1. 高値で追い買い、安値で損切り

投資家は価格が急騰した時にFOMO（機会損失の恐怖）に襲われ、無謀に高値で買いに走ります。一方、市場が下落すると恐怖に支配され、周囲の悲観論に流されて非合理的に売却したり、安値でショートを仕掛けてしまいます。

2. ブル相場で天井を狙いショート、ベア相場で頻繁に底を狙う

明確な上昇トレンドにある時に何度もショートを試みたり、下降トレンドで何度も底を拾おうとする行為です。全ての転換点を掴もうとする心理は、過度な自信バイアスによるものです。

3. 他人の意見を参考にしてエントリー

SNSのインフルエンサーや「内部情報」、グループでの推奨に過度に頼り、自分で分析しない。「自分で戦略がない」「ポジションが苦しい」と感じたら、あちこちで助言を求めてしまいます。

4. 現物で損失に耐えられず、最安値で損切り

現物取引は本来最も簡単な投資方法で、強制ロスカットもなく、ずっと監視する必要もありません。それでも多くの投資家は精神的に耐えられず、今よりもっと下がると思って損切りし、安値で買い戻そうとしますが、たいてい自分が売った価格が底値になります。

5. デリバティブ取引でポジションを維持できず、少しの変動ですぐ決済し、上昇後に追い買い、頻繁な取引で結局損失

最初は冷静にエントリーするものの、マーケットメーカーの揺さぶりに耐えられず、ついつい頻繁に取引してしまいます。ある取引所の2024年第1四半期データによると、1日5回以上取引するユーザーは、毎月平均して手数料が元本の3.2%にもなりますが、月2回以下のユーザーは手数料がわずか0.4%でした。

6. デリバティブ取引で反対売買を繰り返し、結局追い買い・損切りに

ロングを決済した直後にショートを建てる、あるいは逆も同じで、これは新しい失敗で古い失敗を埋め合わせようとする行為です。

7. 損切り設定せずにポジションを持ち続ける

これは「自分だけは大丈夫」という過信と損失を受け入れたくない心理によるものです。10回は耐えられても、1回の失敗で資産がゼロになることも。金曜日にロスカットされた22万人の投資家は痛感しているはずです。

8. ポジションを持っていないと不安・焦燥感に駆られ、ついエントリーしてしまう

チャンスを逃すのが怖くて頻繁に取引し、明確なチャンスがない時でも無理やりエントリーしてしまう。「チャンスはすぐに消える」と思い込み、市場が静かな時期に耐えられず、結局トレンド相場で得た利益をレンジ相場で失ってしまいます。これは今でも私の課題です。

9. 夜更かしでチャートを見続け、集中力低下・感情が不安定に

チャート監視は中毒性があり、長時間続けると判断力が鈍ります。研究によれば、睡眠不足はリスク選好度を異常に高めることが分かっています。

10. 利益が出ても出金せず、損失時に追加投資

最後にこれを挙げたのは、最も致命的だからです。現物投資家なら無視してもいいですが、あなたがデリバティブ投資家なら要注意です。運と実力で10回利益を出しても、1～2回のミスで全て失うことも。1日でも出金しなければ、利益はただの数字です。